学芸員室の雑記帳

昭和100年、ふたつの数え方

今年の「新語・流行語大賞」にノミネートされた「戦後80年/昭和100年」。
当館も機をとらえ、9月より常設展示テーマ展示コーナーにて「昭和100年・『帝国タイムス』週刊記念 帝国興信所が報じた昭和経済(前期)」を開催しています。来年4月下旬からは同タイトルで、後期の展示も行う予定です。

一方、内閣官房では来年、「昭和100年記念式典」を開催し、関連するさまざまな施策に取り組むことを発表しています。「昭和100年」の関連イベントで活用するロゴデザインも決定し、当館の展示でも申請、使用しています。

…と、ここまで書いたところで、お読みいただいた方の中には、ひょっとしたら疑問を持たれた方もいらっしゃるかも知れません。ご多分に漏れず、先日、来館されたお客さまから「昭和100年は、今年ですか?来年ですか?」とご質問を受けました。

以前雑記帳でも触れたように、今年は昭和の元号が続いていれば昭和100年にあたる年。来年は、昭和が始まった1926年から100年目の年。年齢でいえば、「数え」と「満」の数え方の違いとなります。

当館テーマ展示では、「昭和100年」をめぐる「数え」と「満」の両方の数え方を採用し、2年にわたり展示を開催するため、今年も来年も、「昭和100年」の企画。ぜひ後期展示も楽しみにしていただけましたら幸いです。

ちなみに、12月29日、通常は休館日の月曜日に特別開館いたします。
みなさまのご来館を心よりお待ちしております。