ゴールデンウィーク初日を迎えた昨日。
テレビやネットのニュースでは、連休中の旅行動向を報じていました。今年は日の並びがよく、国内外ともに旅行に出かける人が、前年よりやや増える見込みとのこと。原油価格の高騰や物価高が続く中、少し意外にも思える結果となりました。とはいえ、昨今の情勢を踏まえ、節約を意識しながら工夫して連休を楽しむ方が多いようです。
一方、別のニュースでは、東京都千代田区の日本武道館で行われた、政府主催による「昭和100年記念式典」が取り上げられていました。
内閣府のHPによると、4月29日の「昭和の日」は、「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」祝日とされています。
昭和元年(1926年)から数えて100年の節目となる今年。その「昭和の日」に開催された記念式典で、印象に残ったのは、高市首相が式辞で次のように述べられていたことです。
「全国各地で、昭和100年関連行事が実施されています。昭和の躍動や体験を発掘し、次世代に伝承していく取り組みや、昭和の挑戦を振り返り、未来を切り開いていくための企画展示などが展開されています。これらが、特に、若い世代の方々に先人たちの叡智や努力を知り、これからの挑戦のきっかけとなることを願っています。」
展示が担っている役割の大きさを改めて実感し、背筋が伸びる思いがしました。
現在、当館常設展示室テーマ展示コーナーでは「昭和100年・『帝国タイムス』終刊記念 帝国興信所が報じた昭和経済」(後期)を開催しています。展示では、昭和30年以降に焦点を当て、高度経済成長、東京オリンピック、2度のオイルショック、バブル景気などを取り上げます。現在にも通じるさまざまな経済事象が起こった昭和後期。帝国興信所(帝国データバンク)が報じた当時を辿ることで、今後の日本経済を考えるヒントとなりましたら幸いです。
皆さまのご来館をお待ちしております。