2021年2月18日(木)
未来からの救世主は何処に。。。
さて、今しばらくステイホームが続きますので、ご覧になられた方も多いかと存じますが、改めまして2009年、2011年にTBS系で放送されたドラマ『JIN-仁』を紹介させていただきます。主人公である医師(仁)が江戸時代にタイムスリップし、過去を変えてはいけないと悩みながら、現代の医学の知識と技術で怪我や病気を治すストーリーです。特に、鎖国中に異国の地からもたらされたと言われるコロリ(コレラ)の治療と感染拡大防止のために、他の医学者の協力やヤマサ醤油7代目店主・濱口梧陵(『MUSE』37号 輝業家交差点で紹介)からの資金援助を得てペニシリン製造に奮闘を続ける主人公の姿は、まさに社会の救世主のような印象を受けました。感染症が蔓延する現代の状況と重なり、巣ごもりを余儀なくされている今のタイミングの視聴に、ピッタリのドラマです。仁のような未来の医学者が未来から現代にタイムトリップし、新型コロナウイルスと対峙(を退治)してくれたらといった非現実的な願望をも抱きたくなる気持ちに掻き立てられます。
非現実的な願望はさておきまして、安全で有効性の高いワクチンが一日も早く世界に届き、安心して自由に語らえる生活が戻ってきてほしいものです。『JIN-仁』はTBSオンデマンド等で視聴ができるようです。『MUSE』37号の輝業家交差点とともに、是非ご覧になられ、緊急事態宣言下のステイホームを楽しんでください。
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