学芸員室の雑記帳

史料逍遥

展示制作に史料館だよりの発行、講座、研修、展示案内、展示機器の修理対応など…

学芸員室の日々はめまぐるしく過ぎていきますが、その隙間を縫って資料の整理や登録を行っています。本来史料館の基本業務ながら、日々の業務や〆切などに追われている間に、気づくと登録保留分が山のように。
3月は異動の時期。他部署からまとまって送られてきた大量のファイルボックスを目の前に、腹を括って整理を始めました。判断に迷いながらもとにかく決断をしていかなければならない作業。片手間にできるはずもなく、一日がかりになりました。

散歩がアイデアを生むように、ひたすら資料の整理に没頭することで、新たな発見があったり、不明点が解消したり、展示のアイデアが浮かんできたりします。今回整理した主な資料は調査報告書の品質改良に関する検討資料、どのように改良を重ねてきたのか、過程を知ることのできる重要資料です。資料を読み込みながら、目録を取り、社史への理解を深めます。収蔵庫にこもってずっと作業していたい…

久々にこのような業務に集中できたのは、『Muse』の制作がひと段落したからこそ。近々、44号刊行です。お楽しみに。